駅ビル「桑栄メイト」

後ろ髪引かれる思いで実家をあとにし、桑名に帰ってきたわけですが、やっぱり桑名は桑名でいいねぇ

街の人が温かいし、店もそれなりに充実しているし、時間がのんびり流れてる
いや、のんびりなのは求職中の身である私だけかもしれないけど



桑名は近鉄・ＪＲ・養老線の３路線が乗り入れているのに加え、
三岐鉄道の西桑名駅も併設されているので、電車移動はとっても便利



がしかし、４路線も乗り入れているとは到底思えないしなびれた駅


もし桑名に観光客として訪れていたら、
改札を出て、きっとここら辺から何となく『しまった・・』と思い始めるでしょう。


特に駅直結の『桑栄メイト』はマズイ
私の経験上、ここで予感は確信に変わり、テンションがガタッと落ちるはずですが、
そんな気持ちお構いなしに煽る看板
『心ふれあう桑栄メイト』


古くて暗い。築４０年で昭和全開
レトロというお洒落な言葉ではごまかせないレベル



地下街、たったの２店舗

わぁ、奇跡の２店舗だった


新味覚
美味しい餃子屋さんなのだけど、どこか虚無的なキャラクター・・・・



オリジナルの時計？？
と思ったら、赤マジックで手書き





なんと上層階は居住スペース
超駅近なのに全く惹かれないや



『階段に弁当箱等捨てないで下さい。ここはゴミ箱ではありません。』
いくら古くても、ゴミ箱とまでは思っていないよ



『ここに小便をしないで下さい』
もちろんトイレとも思っていないよ



「女子トイレに、不審者が出没しますが、女装しています」
もはやホラー

女装とばれている時点で女装意味なし
そして、この文面の接続詞は逆接で正しいのだろうか。



問題のトイレ。
使用中に見上げたら、女装男と目が合うなんて、想像しただけで鳥肌


清掃のおばちゃんの話では、犯人は３０代～４０代の若者
でもご安心を・・・張り紙効果もあって最近は来ていないとの事

このビルには他にも有名な女装おじいちゃんがいて、
ロングスカートにロングヘアー、唐傘を持った謎のご老人で、堂々と男子トイレに入っていかれるそう
おばちゃん曰く、痴漢男よりもっと粋で綺麗な老人らしい。

色々とツッコミたい所はあったのだけど、何となくスルー。。。

そんな事もよりも清掃のおばちゃんの悩みの種は、トイレで食事をする人達
個室の中で食事した痕跡があるのはしょっちゅうで、
少し前まではバナナの皮が毎日置き去りになっていたらしい
ランチメイト症候群か、桑名を憂える


最後にこちら。
「心ふれあう躍進のメイト」

分かっているけどやっぱり地下街の看板は２つ
頑張れ、桑栄メイト　躍進期待しています。